誰しも罹らないとは言えない認知症。認知症の際の暮らしは生活を共にする家族には金銭的、肉体的、精神的負担が大きくなるため、外部サービスの利用をおススメします。すでに認知症を発症している方への身元保証サービスはむずかしいことが多く、ほとんどの企業/団体で断られる傾向にあります。なぜなら身元保証サービスを受けるためには契約が必要で、契約内容を理解、自分の意思での判断を要するため、認知症+身元保証を心配している方は今からの準備をおススメします。
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父が認知症です。正直、わたしも父の面倒をみきれません。介護施設に入ってもらいたいのですが、身元保証人をつける必要があります。どなたかおすすめの身元保証会社はありますか?
質問者
てつおさん
認知症を患っている方(診断されている方)の場合、身元保証サービスの利用は難しいと思われます。
身元保証サービスの利用は、利用者(この場合お父様)と身元保証会社との2者間契約が必要になり、お父様が正常な判断ができないと身元保証会社に判断されると契約不可になります。
その他に、
・契約意志確認が取れない場合(家族が無理やり契約に進める場合も含む)
・契約内容を理解できない場合
・金銭的な余裕の無い方(預貯金・年金・その他の収入等が少ない方)
などの場合でも契約ができないことがあります。
認知症の方の身元保証人は、第三者(個人・企業)が行うことはできないため、家族や後見人がその役目を担う流れとなります。
質問者様の場合、
① 家族が身元保証人になる
② 後見人の申し立てをし、後見人に身元保証人になってもらう
の2ケースで検討いただくことが想定されます。
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