おひとり様は良くも悪くも心配をかける家族がいません。しかし、賃貸物件での孤独死の際の一番の被害者は大家(オーナー)さんです。相続人がわかるまで家財を動かせないことや、家賃の支払いに関してなど心配される場合が多くあります。身元保証人がいることで事前に連携をとることもでき生活関係者の不安や心配を解消できお互いが気持ちよく生活ができるのではないでしょうか。
投稿日:
65歳独身です。今までは自分が亡くなる事など、全く考えず生きてきましが先日体調を崩し身寄りがいない私は、本当に孤独と恐怖を味わいました。
今は、体調も回復して普通の生活が遅れているのですが、万が一私が亡くなった時、この賃貸の契約や部屋の片付けなどは、誰がやってくれるのでしょうか?残すものも特にないのでいいんですけどね。。
質問者
Hakki2さん
おひとり様が病院や自宅で亡くなった際には行政、警察が身柄を引き渡す家族・親族を調査します。
そして家族・親族が見つかった場合、身柄受け入れを承諾されるケース、拒否されるケースがあります。
拒否されるケース、家族・親族が居ないケースでは全て行政主導となります。(火葬、納骨まで)
ご質問の家財処分や賃貸物件の退去手続きは相続財産も含むため相続人対応が一般的ですが、相続人が居ない場合や相続放棄された場合は、故人の財産から処分料や未払い分の家賃の清算となります。
しかしながら相続人が居ないおひとり様の財産は簡単に動かすことも出来ないため一番困るのは賃貸物件のオーナーさんになるでしょう。
そのためおひとり様は事前に身元保証契約や死後事務委任契約、遺言の作成などで万が一に備え、まわりの負担軽減する事が重要になります。
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身元保証の会社に入会しようと思うのですが、身元保証だけでなく死後契約のオプションも契約しようと思います。
ただ、気になったのは、私が死んだ時どうやって、身元保証会社に連絡がいくのでしょうか?定期的に連絡をくれるわけでもないようですし...
質問者
すねさん
おひとり様の緊急時(病変・死亡等)の連絡が必ず契約先の身元保証会社にいくようにするには、これから起こりうる事態に備えなければなりません。
ここで備えの例を挙げさせていただきますが、各社対応が異なるためご参考までに。
①自宅内での急変時、死亡時の備え
●安否確認サービスの利用
おひとり様の場合、急変時・死亡時の発見が遅れてしまう傾向があるため、自宅内に設置する安否確認センサーが利用されることが多くあります。これはセンサー範囲内で一定時間の動きが検知されない場合に自動的に通報されるシステムで、通報後にはあらかじめ指定してある緊急連絡先(家族や身元保証会社等)に連絡がいきます。
初期費用、毎月の費用、サービス詳細など各社違うため自宅の大きさ、自宅内行動範囲も考慮した検討が必要です。
●自宅内での緊急連絡先の掲示
上記安否確認センサーの有無に関わらず、急病・急死時の第一発見者は消防・警察への連絡を行います。
救急隊や警察が自宅に来たあとに生存確認⇒病院へ救急搬送、死亡確認⇒警察搬送となりますが、その際救急隊・警察は緊急連絡先となる人物の情報を室内から探すため緊急時にも関わらず余計な時間を費やすこともあります。
そのため、おひとり様は自室内の目にとまりやすい場所に緊急連絡先(家族や保証会社の名前、関係性、電話番号等)を掲示しておくことが後のスムーズな対応に繋がります。
②外出時の備え
外出時の急変時・緊急時にはその時の持ち物から緊急連絡先を探すことが多いため、緊急連絡先が明記されているカードやそれに代わる物を日々持ち歩くカバンや財布、携帯電話などと一緒にしておくことが重要です。※カード等の発行は契約先の身元保証会社で行うのが一般的ですが、各社対応が違うため相談が必要です。
③入院時の備え
意識のある入院時では、入院手続きで身元保証人を記入する欄があるため急変時、死亡時には病院から指定の連絡先に連絡がいきます。しかし、意識のない状態での入院となった場合は①や②の準備をしていない場合、病院は困ってしまうことがあります。
病院側は、【搬送時の救急隊に聞く】【持ち物から緊急連絡先となる情報を探す】ことぐらいしかできないため、後の対応は警察や役所を通じた行政経由となることも。
質問者様の様に入会や契約を検討している方は、検討先の身元保証会社に緊急時対応を相談してみるといいでしょう。
身元保証サービスは、安心した暮らしを行うためのサービスなため、納得できる一社を選ぶ必要があります。
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私がブラックリストに入っていた事もあり、母は身元保証の会社に賃貸の補保証人をお願いしていました。
母が孤独死で昨年亡くなったとき、部屋の清掃費用が私に請求がきました。
慌てて、身元保証会社に問い合わせたところ、身元保証会社は老人ホームなどの身元保証専門であり、賃貸の保証ではないとの事です。
母の借りていた賃貸も私が保証人となっており、私の保証力が弱いため、保証会社が第三者としてはいっていたようでした。
これって、私が清掃費用を払わなくてはいけませんか?
質問者
のんまさん
お母様は身元保証会社を利用していたとのことですが、一般的な身元保証会社は債務保証を行わないのがほとんどなため、契約内容を確認してみることをおススメします。債務保証を行わないという契約であれば死亡後に発生する債務は相続人への請求となるでしょう。
例外で孤独死対策として、お母様が事前に清掃代、家賃、その他費用等を考慮した金額を身元保証会社に預け入れ、明確な指示をしている場合は身元保証会社で対応を行うと考えられますが、今回のケースではそのような契約も無かったかと思われます。
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